コブレンツで見た、真のソーセージ~日本とドイツの合流地点にて~
知ればその味にさらに奥深さが増す?!
まずは、閣が製造を委託している有限会社コブレンツとそのこだわりから。 ▲仙台の中心部から車で約1時間。自然豊かな場所にコブレンツはある。 ~日本とドイツの合流地点~ ドイツの「父なる川」ライン川とその支流であるモーゼル川が出合うのが古都「コブレンツ」だ。町の名の語源は、古代ローマ人が呼んだ「コンフルエンテス(合流地点)」に由来しているという。 あのグルメ漫画にも登場し、一躍脚光を浴びた仙台市の有名ソーセージを生み出した尾形正志氏が代表を務める有限会社コブレンツ(宮城県黒川郡大和町)は、安全で美味しいソーセージを追求し、今日も出来立ての味を提供している。 ~複雑化する社会に、シンプルを提供~ コブレンツでは、出来るだけ少ない副材料で、燻製品には十分に時間をかけ、原材料の持ち味を生かした味を追求している。作り置きをせず、注文を受けてから製造に入るのは「完全無添加」にこだわり、全ての商品に防腐剤を使用しないから。「熟成 完全無添加」と名前が付くソーセージとベーコンは原料の豚肉にSPF(無菌豚)を100%、副材料にはドイツ産岩塩、沖縄産黒砂糖、香辛料、香草。岩塩で7~10日間低温熟成された豚肉の旨味、本来のソーセージの弾力と風味が豊潤かつシンプルに味わえる。噛むたびに出汁のように溢れ出す旨味は後味も良く、いくらでも食べられてしまうので食べ過ぎに注意。 足し算、掛け算が当たり前の世の中で、あえて引き算を選ぶことの難しさと意思の強さ。 複雑化する時代の流れに抗うかのような、純粋に、愚直なまでに安全と美味しさを追求したコブレンツの味は、現代社会を強く生き抜く人々の背中をそっと優しく押してくれる。 ▲ショーケースには定番のソーセージやベーコンの他、季節を感じさせる限定商品、スモーク製品やテリーヌなど、見た目にも美しい商品が並ぶ。 ~閣とコブレンツの合流地点~そんなコブレンツに製造を委託している「牛たん料理 閣」の「あらびき牛たんソーセージ」は原料にアメリカ産・カナダ産の牛タン(タン先)と国産漢方豚を使用。実は、脂身が少なく、食感も楽しめるタン先はソーセージ作りに適しており、漢方飼料で健康に育ち、さっぱりとして甘みがある脂が特徴の漢方豚との相性も抜群。部位を厳選し粗めに挽くことで、弾むような肉本来の食感と風味を楽しむことができ、「閣」と「コブレンツ」が追求する味を、存分に味わえる逸品となっている。
心に深く刺されば、その味の虜に。シンプルかつ奥深い味を、是非ご家庭で楽しんでほしい。 ▲購入の際はその商品の美味しい食べ方を丁寧に説明してくれ、ホームページでも確認できる。