牛たん値上がりの理由は?
もくじ
牛たんは今や高級料理、、、なんて思う方も増えてきたのではないでしょうか。
2021年から始まった”ミートショック”と呼ばれる輸入食肉の価格高騰により牛たんの値上がりは今も続いています。
なぜ牛タンは高くなったのか?原因は主に4つあります。
牛たんが値上がりしている理由
理由1:中国での米国産牛の需要が拡大
中国ではもともと焼肉といえば豚肉や鶏肉が主でした。しかし最近は日本式焼き肉屋が増加し、牛肉の需要が急激に拡大したのです。中国の輸入牛肉量は2010年から2020年にかけての10年間で20倍近くにまで増加しているデータもあります。
2010年頃までは自国生産で足りていた牛肉の消費量が、輸入国として1位2位を争うまでになった中国の牛肉需要。
さらに中国はオーストラリアなど豪州とは関係があまりよくないため、米国からの牛肉輸入をほとんど中国が抑えている状況なんです。
(資料:急拡大する中国牛肉消費の実態|農畜産業振興機構)
理由2:円安
仙台牛タンは主に外国産を使用しています。そのため、今起こっている円安も輸入牛肉の価格高騰の理由の1つになります。
外国為替市場で、2022年1月頃まで1ドル115円前後だった為替相場は、4月以降大きく円安方向に動き、一時期円高方向に戻りもしましたが、今も140円前後で円安が続いています。
理由3:コロナ禍が理由の日本での牛タン需要の拡大
中国だけではなく、日本でも牛たんの需要は拡大していました。理由はコロナ禍にあります。外食や飲み会が制限されたコロナ禍で自宅での焼肉需要などが高まりました。牛タンを家で食べる人が増えたことにより、スーパーなどでも牛タンの値上がりが起こったのです。
理由4:オーストラリアでのエサ不足
オーストラリアの牛のエサ不足も牛タン全体の値上がりに関係しています。
オーストラリア産の牛は牧草を食べて育つ飼育方法で育てられています。しかし、オーストラリアで干ばつが続いていることで牛のエサの牧草が減少しました。こうしてオーストラリア産の牛の供給も減少してしまったのです。
牛タンが今後値下がりする可能性は?
様々な理由が絡み合って起こっているミートショックの早期解決と牛タンの値下がりは今のところ難しいとみています。それどころか、このまま円安が続く心配や、中国の牛肉需要は今後もさらに拡大すると思われていることからまだこれから値上げする可能性も高いでしょう。
牛たんを食べたいと思っている方は、今のうちに冷凍牛たんなどを取り寄せてストックしておくのもいいかもしれませんね。
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