仙台牛タンはなぜおいしい?
もくじ
仙台牛タンはなぜおいしい?
仙台牛タンは、柔らかさと仙台牛タン独自の肉の旨味、そして職人の技が合わさってできた仙台名物。仙台牛タンを食べるためだけに仙台に来るファンも少なくはありません。
仙台牛タンはなぜ、こんなにも美味しいのか。今回はそれを徹底解明したいと思います。
理由①厳選された素材を使用
仙台牛タン焼きは素材選びから始まります。牛の育て方や肥料の違いによって、味も食感も大きく変わるのです。仙台牛タンに使用する牛の主な原産国はアメリカとオーストラリア
仙台牛タンに使用している牛の主な原産国は「アメリカ産」と「オーストラリア産」です。”仙台牛タン”という名前がついていながらも、「仙台牛」を使用したタンというわけではなかったのです。その理由はコチラの記事で紹介しています。(公式オンラインショップ牛たん料理閣|「仙台牛タンはどこ産?」)
「アメリカ産」の牛は、グレインフェッドと呼ばれる、穀物を中心とした高エネルギーなエサで飼育されています。これにより脂肪が多く柔らかい肉質になります。
また、牧草を食べないことによって肉の臭みが少なくなるので、まさに”仙台牛タン焼き”にとても適した飼育方法で育てられている牛なのです。
ここからさらに、仙台牛タン焼きのお店ごとに、職人が徹底した厳選を行い、選ばれた牛のみが”仙台牛タン”に使われます。
理由②使用する部位のこだわり
牛タンの中で最も柔らかいタン元~タン中のみを使用
牛たんには大きく分けて4つの部位があります。しかし、ほとんどの仙台牛タン焼き専門店で提供している仙台牛タンに使われる部位はほんの一部。牛たんの部位中でも最も脂がのっていて柔らかいとされているタン元~タン中と呼ばれる部位しか使用しません。これによって、仙台牛タンの特徴の一つ”厚切り”の牛たんも、柔らかい食感で楽しむことができるのです。
理由③職人による秘伝の仕込み
職人によるカット方法
牛たんのカット方法も、食感に影響します。仙台牛タン焼きを提供する専門店は、お店ごとに牛タンを手作業でカットしているお店が多く、仙台牛タンのあの厚切りなのに柔らかい食感は「職人の技」があってこそともいえます。
秘伝の味付けと熟成
仙台牛タンは一般的に味付けがされています。その味付けは専門店ごとに違い、また、仕込み~味付け方法や使用する調味料については秘伝とされていることが多いです。仙台牛タンを追及していく職人たちの努力の結果が、今の”仙台牛タン”の味をつくりだしました。この味付けと、熟成期間を経て仙台牛タンの旨味が牛たんに閉じ込められます。
理由④職人による炭火焼きでの提供
一般的に仙台牛タンは炭火焼きで提供されます。炭火焼きにすることで、網からは脂分が落ち、食べやすくなります。また、炭に落ちた脂分からでる煙が網の上の牛たんを燻製のようにつつみ、香ばしさをプラスしてくれるのです。さらに、肉の表面を素早く焼くことができ、うまみ成分をすぐに閉じ込め逃がしません。仙台の牛タン専門店に行くと、常に炭火の前にいる”焼き職人”を見ることができるかもしれませんよ。
美味しい仙台牛タンをご自宅でも!
仙台に行く機会がなくても、閣のオンラインショップならご自宅で閣の牛たんが味わえます。
「なかなか仙台まで来られない」「遠方の家族に食べさせたい」
といったお声を頂き、そのご要望に応えるべく、 できる限り店舗の味を再現するための商品開発、 ご家庭でも安心して調理して頂ける「焼き方指南書」の作成を経て、牛タン料理閣オンラインショップが完成しました。
厚切りなのに柔らかく、サクッと噛み切れる、牛タンの概念を覆す、至福の食感。
噛むほどに口いっぱいに溢れる、厳選された牛たんのジューシーで豊潤な旨味。
「ミシュランビブグルマン獲得店」の味を、そのままご自宅にお届けします。
閣の職人が受け継ぐ仕込みでつくりあげた、仙台伝統の牛タン焼きをご賞味ください。
焼き方指南書も添付しておりますので、どなたでも安心して調理いただけます。