お歳暮のマナー

• お歳暮とは？

  お歳暮は年末に、年の締めくくりとして日ごろからお世話になっている人に1年の感謝の気持ちを伝える贈り物をする行事です。

• お歳暮を贈る時期は？

  一般的には、12月13日～12月20日までに贈るべきと言われています。理由は、21日以降は年越しの準備で忙しくなるとされているからです。 また、東日本では12月初旬～12月20日前後、西日本では12月13日～20日前後といった地域ごとの違いもあります。

• お歳暮の予算

  お歳暮の相場は3,000円～5,000円程度です。 1年間の感謝を伝える贈り物のため、「お中元よりも少し高めのもの」を選ぶことが多いです。 友人や取引先へは3,000円程度、離れて住む両親や親戚、会社の上司に贈る場合の金額は～5,000円程度、重要な取引先などに対しては5,000円～10,000円程度の品を贈ることもあります。贈る相手との関係性で予算を決めるとよいでしょう。

• 自分、または相手が喪中の場合

  お歳暮は、贈る側と受け取る側どちらかが喪中でも贈って良いものとされています。ただし、喪中の相手に贈る際は、家の整理や気持ちの整理など遺族にとって負担のかかる時期である四十九日を避け、忌明け（四十九日後）に贈るようにする、お歳暮ののし紙に使われる慶事を表す紅白の水引は避け、白無地の奉書紙と黒白の水引を使う等といった配慮も大切です。

• お歳暮を贈る時期が過ぎてしまった場合

  やむを得ない事情で時期を過ぎてしまった場合は、のし紙の表書きを 「御年賀」 「寒中御見舞」 に変えて贈りましょう。