豚タンと牛たんの価格差の理由
豚の舌である「豚タン」と牛の舌である「牛タン」。
同じ「タン」という部位でも、豚タンのほうが比較的安価で、手軽に手に入れることができます。今回はなぜ価格に差が生まれるのか、解説したいと思います。
豚タンと牛たんの価格差の理由
理由①豚と牛の生産量の差
豚は年に2回ほど出産し、1度に10頭ほど出産することができますが、牛は年に1度、1頭のみを出産します。さらに、令和2年度の日本の食肉生産量は
牛肉:33万5559トン
(引用:農畜産業振興機構「令和2年度の食肉の需給動向について」)
実際に、国土の広さなど理由はいろいろありますが、牛肉は日本の生産量では需要をまかなえず、アメリカやカナダ、オーストラリアから輸入したものが多く出回っています。
そのため、生産量の多い「豚」の舌である豚タンのほうが価格が安くなっているのです。
理由②飼育期間の違い
上記の生産量の差の理由の一つとして、出荷できるようになるまでの飼育期間の違いがあげられます。豚は牛に比べて成長の早さがとても早いんです。出荷までにかかる期間は
牛:約2年以上
理由③食べるえさの量が違う
牛が1kg増やすために必要なエサの量:約10kg ←豚の3倍!
理由④味・おいしさ
市場での需要と供給の差も価格に大きく反映します。豚タンにはないサシや柔らかい食感が好きな日本人は「牛タンのほうが美味しい」と感じる人も多いそうです。
ただ、一概に「どちらののほうが美味しい」というわけではなく、豚タンと牛たんは別の美味しさがあります。
牛タンは食べたことがあるけど、豚タンは食べたことがない、、、なんて人は、スーパーやコンビニでも安く手軽に手に入るので、ぜひこの機会に豚タンも試してみてください。
牛一頭、豚一頭が出荷されるまでの大変さにありがたみを感じながら今まで以上に美味しくいただくことができたらいいですね。
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