豚タンと牛タンの違い
もくじ
今回は、お肉屋さんや焼肉屋さんでも定番の「タン」
豚タンと牛タンの違いについて解説していきます。
豚タンとは?
豚タンは豚の舌の部位の肉です。豚一頭からとれるタンの量は400gほど。とれるタンについている皮は柔らかいため、基本的にタンすべてが可食部となります。
牛タンとは?
牛タンは牛の舌の部位の肉です。牛は豚に比べて大きいため一頭から1.6kgほどのタンが取れますが、そこから硬い皮などを取り除くため可食部となるのは約1kgほどにまで減ってしまいます。
豚タンと牛たんの違い
比較表
豚タンと牛たんは脂肪分に違いがあるため、味や食感、また、カロリーが大きく異なります。栄養面では、豚タンも牛タンも高たんぱくで低糖質な食品で、どちらも「ナイアシン」と呼ばれるミネラルも豊富に含まれています。
豚タン | 牛タン | |
味 | 脂肪分が少なめでさっぱりとしている | 脂肪分が多くジューシー |
食感 | 肉質は固めでコリコリとした食感 | 豚タンに比べると柔らかく、一番脂肪分の多いタン元はサクッと噛み切れる柔らかさ |
価格 | 牛タンに比べると安い | 希少価値があるため豚タンより高い |
主な栄養 | たんぱく質が豊富で、「ビタミンB1」や「ビタミンB2」が多く含まれている。 | たんぱく質が豊富で、「ビタミンB群」、「鉄」やタウリンも多く含まれている。 |
カロリー(100gあたり) | 約205kcal | 約269kcal |
食べ方の違い
豚タンは生食ができない
豚タンと牛たんの食べ方の大きな違いは、牛タンは生食ができるのに対し、豚タンは生食ができません。
※生肉の提供をするお店の衛生基準は、法律で厳しく決められており、牛タン刺しも、生食用の基準をクリアしたもののみ生食が可能です。牛肉だからと言って自己判断で生食はしないでください。
薄切りにして焼いて食べる
豚タンと牛たんに共通している食べ方は焼肉屋さんなどでもよく目にする、薄切りにして焼いて食べる食べ方です。
薄切りの豚タンや牛タンは炒め物にも使うことができます。
スモークタン
また、豚タンと牛たんはどちらも「スモークタン」としても食べることができます。豚タンのスモークタンはコンビニなどでも手軽に手に入るため食べたことのある人は多いのではないでしょうか?スモーク牛タンというのもありますが、スーパーやコンビニではあまり見かけないかもしれませんが、牛タンもスモークタンとして食べることができます。豚タンのスモークタンとはまた違った深い味わいと食感を楽しむことができるため、食べたことのない人はぜひ試してみてください。
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牛タンはステーキ~煮込み料理にも
牛タンは4つの部位に分かれており、それぞれに合った調理方法があります。一番脂肪分の多いタン元はとても柔らかいため、厚切りにしてステーキとしても食べることができます。厚切りの牛タン焼きで有名な「仙台牛タン焼き」もこのタン元を使用していることが多いです。
すこし筋肉の多いタン先などは固いため、シチューなどの煮込み料理にするとほろほろとした食感を楽しむことができます。
豚タンの読み方
”豚タン”って、「とんたん?」「ぶたたん?」どう読むの?
と迷う方も多いのではないでしょうか?
「ぶたたん」は訓読み
「とんたん」は音読み
”牛タン”「ぎゅうたん」が音読みだから、「とんたん」、、、?
”豚丼”は「ぶたどん」だな、、、。
実はこれ、どちらが正解、不正解、などではなく、どちらで読んでもいいそうです。
地域によって呼び方が違ったり、同じ地域でも人によって違ったりします。
お店で頼む際に毎回考えてしまう!なんてこともあるかと思いますが、どちらでも正しいので、呼び慣れているほうで頼みましょう。
お店の方もどちらでも理解してくれると思います。
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厚切りなのに柔らかく、サクッと噛み切れる、牛タンの概念を覆す、至福の食感。
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